高校数学Ⅱ
5分で解ける!cosの加法定理に関する問題
- ポイント
- 例題
- 練習
この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
問題文にはsinα,sinβの値は与えられていません。いったいどのように求めていけばよいかを考えていきましょう。
sinα,sinβの値を直角三角形で考えよう
求めたいcos(α+β)は、加法定理より cosαcosβ-sinαsinβ ですね。
cosα=3/5とcosβ=12/13を使って、 sinα,sinβ の値を求めていきましょう。
まずはsinαを求めます。
cosα=3/5より斜辺5,底辺3の直角三角形がイメージできますね。
三平方の定理より高さは4となり、
sinα=高さ/斜辺=4/5
と求まります。
sinβも同様に
cosβ=12/13より斜辺13,底辺12の直角三角形を考えます。
三平方の定理より高さは5となり、
sinβ=高さ/斜辺=5/13
必要なcosα、cosβ、sinα、sinβの値がわかりました。あとは加法定理に代入すればよいですね。
cosα、cosβの値をもとに、cos(α+β)の値を求める問題です。加法定理を使うと、cos(α+β)は次のように表せますね。