高校数学Ⅱ
5分でわかる!常用対数の応用(2)
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この動画の要点まとめ
ポイント
常用対数の応用(2)
これでわかる!
ポイントの解説授業
小数第何位以下に初めて0ではない数が出てくるか
例えば、次の問題を見てください。
パッとは答えられませんよね。どう考えていけばよいのでしょうか。log10を使えば、次のように計算することができます。
ポイントについて詳しく解説していきます。
1/10n≦(小数第n位の手前まで0の数)<1/10n-1
まずは、少し具体的に考えてみましょう。小数第3位まで0の数0.007は、次のように表すことができます。
1/103=0.001≦0.007(小数第3位)<0.01=1/102
左側の数1/103は、小数第3位で一番小さい数。0.007はこの0.001より大きいですね。
右側の数1/102は、小数第2位で一番小さい数。0.007はこの0.01より小さい数です。
つまり、
M(0<M<1)は小数第n位に初めて0ではない数が現れるとすると、
1/10n≦M<1/10n-1
ということが言えますね。 n に注目すると、一番左の10の指数に存在しますね。
逆数をとる!
1/10n≦M<1/10n-1
の形で計算をすると大変なので、逆数をとります。
すると、 不等号の向きがひっくり返って
10n-1<1/M≦1/10n
となります。
後は、 常用対数をとる だけです
今回の項では前回に続き常用対数の応用について学習しました。ポイントは n-1<log10(1/M)≦n ですね!では、実際に問題を解いてみましょう。
今回のテーマは「常用対数の応用(2)」です。
常用対数log10を使って、「小数第何位以下に初めて0ではない数が出てくるか」を調べるタイプの問題を学習していきましょう。