高校数学Ⅱ
5分で解ける!極限(limit)について(1)に関する問題

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この動画の問題と解説
例題
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解説
これでわかる!
例題の解説授業
POINT

hが0を目指すとき、h+2が目指す値は?

大事なのは記号の意味と式の意味を理解することです。
まず、limの下の 「h→0」 に注目しましょう。これは、 hが0に近づいていくことを表しています ね。

そして答える値は、(h+2)という1次式がどんな値を目指すかです。
(h+2)のhは0に向かっていくので
limh→0(h+2)= 0+2
となります。
すなわち 2 が答えとなります。
(1)の答え

hが0を目指すとき、-3h+2が目指す値は?

(2)もlimの下の 「h→0」 に注目しましょう。 hが0に近づいていくことを表しています ね。

答える値は、(-3h+2)という1次式がどんな値を目指すかです。
(-3h+2)のhは0に向かっていくので
limh→0(h+2)= -3×0+2
となります。
すなわち 2 が答えとなります。
(2)の答え


(1)(2)の計算結果を見て、気づいた人もいるのではないでしょうか。hが0に近づくということは、(1)(2)はf(h)の式にh=0を単純に代入すればいいだけだったのですね。

極限の計算問題です。ポイントをおさえたうえで、一緒に解いていきましょう。