高校数学Ⅱ
5分で解ける!定積分で表示された関数(1)に関する問題
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練習の解説授業
∫の部分を定数kで表す
式の後半の∫の部分に注目しましょう。積分区間は0から1で、 ∫の部分は定数 になります。したがって、 ∫の部分を定数k と表して、計算を進めていきましょう。
f(x)=x2+2kと表すことにより、∫01f(t)dtを具体的に計算していくことができるわけです。
kの値を求めよう
f(t)=t2+2kより、∫01(t2+2k)dtを計算しましょう。
∫01f(t)dt=1/3+2k とわかりました。では、この未知数kの値はどのように求めていけばよいでしょうか? よく思い出してください。この問題では、 ∫01f(t)dtを定数k と表していましたよね。
1/3+2k=k
と kの方程式ができる わけです。
したがって、k=-1/3とわかります。求めるf(x)の式は、f(x)=x2-2/3となりますね。
∫(インテグラル)が入った関数f(x)の式を求める問題です。xが2次式になってもポイントは変わりません。式の後半にある ∫の部分が定数である ことが重要でしたね。