高校数学Ⅲ
5分で解ける!双曲線のグラフ(2)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
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解説
これでわかる!
問題の解説授業
双曲線は,漸近線y=±(b/a)xにどんどん近づくように描きましょう。また, 焦点の座標(0,±c) は, c2=a2+b2 の関係式から求められます。
a,bの値から「漸近線」と「頂点」を求める
双曲線:(x2/16)-(y2/25)=-1は,y2の係数がマイナス, 方程式の右辺が「=-1」 であることから,上下に分かれた双曲線がイメージできますね。
(x2/a2)-(y2/b2)=1の式におけるa,bの値は,a2=16,b2=25からa=4,b=5とわかります。これらを漸近線y=±(b/a)xに代入すると,漸近線はy=±(5/4)xとなりますね。また, 頂点(0,±b) より2つの 頂点は(0,±5) です。
これらの情報をもとにグラフを描いていきましょう。xy平面において, 点(0,±5) を打ち込み,y=±(5/4)xの直線を記します。 頂点を(0,±5) とする上下に分かれた双曲線を,漸近線y=±(5/4)xに近づけるように描くと答えになります。
「c2=a2+b2」から焦点を求める
最後に焦点の座標を求めましょう。双曲線:(x2/a2)-(y2/b2)=-1において,焦点F(0,c),F'(0,-c)とすると, c2=a2+b2 が成り立ちました。
a=4,b=5なので,
c2=42+52=41
となり,c=√41です。 焦点F(0,√41),F'(0,-√41) と求められますね。
双曲線の方程式を手掛かりにして,グラフを描き,焦点の座標を求める問題です。方程式が (x2/a2)-(y2/b2)=-1 の形であるとき,y2の係数がマイナス, 方程式の右辺が「=-1」 であることから,上下に分かれた双曲線がイメージできますね。グラフを描くときに必要となる漸近線は,y=±(b/a)xで求められました。