中2数学
5分でわかる!「2ケタの自然数」の表し方
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この動画の要点まとめ
ポイント
整数の文章問題【2ケタの数】
これでわかる!
ポイントの解説授業
2ケタの数は10x+yと置ける!
2ケタの数を文字にすると、
10x+y (xは十の位の数、yは一の位の数)
になるんだね。
21や57の数字で具体的に確認してみよう
いったいどういうことか、実際に確かめてみよう。
例えば、 21なら、十の位の数が2、一の位の数が1 だね。
これを xとyにそれぞれ代入 してみると
21=10 x + y =10 ×2 + 1 =21
わっ、本当だ。十の位の数と一の位の数を使って表せたね。
他の2ケタの数の例も確認していこう。
22=10 x + y =10 ×2 + 2 =22
23=10 x + y =10 ×2 + 3 =23
57=10 x + y =10 ×5 + 7 =57
2ケタの数がxyではダメな理由
ここで1つ注意。
「十の位と一の位の数字をそのまま並べるなら、xyと書けばいいんじゃないの?」と思う人もいるかも知れない。
でも、これまでに勉強したように、xyというのはx×yのことだったね。
例えば57という数字を表したいときに、xyと書いてしまうとどうなるだろう。
5×7=35で、全く違う数になってしまうね。
この勘違いをしないように、10x+y(x,yは自然数)と、しっかり頭に入れよう。
今回のテーマは、「2ケタの数」の文章問題だよ。
2ケタの数というのは、10から99までの整数のこと。つまり、 十の位の数と、一の位の数でつくられた数 だね。
2ケタの数は、 十の位の数をx、一の位の数をyと置く と、次のように表すことができるんだ。