高校数学Ⅲ
5分で解ける!関数f(x)の逆関数はf^-1(x)で表す!に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
関数f(x)の逆関数はf^-1(x)で表す
解説
これでわかる!
問題の解説授業
f-1(x)は「f(x)の逆関数」
x=aを代入するとy=bが出てくる関数y=f(x)に対して,x=bを代入するとy=aに逆戻りする関数y=g(x)のことを逆関数といいましたね。 f(x)の逆関数は,fの右肩に-1をつけてf-1(x) と表すので覚えておきましょう。
例えば,f-1(q)=pが成り立つとします。f-1(q)=pは,x=qを代入するとy=pが出てくるのがf(x)の逆関数だということですね。。したがって,f(x)では,x=pを代入するとy=qが出てくるので,f(p)=qが成り立ちますね。
このポイントの知識を活用して,問題を解いていきましょう。
「f-1(1)=-4」⇔「f(-4)=1」
f(2)=4,f-1(1)=-4という2つの条件をもとに定数a,bの値を求めていきます。
まずf(2)=4より,f(x)=ax+bにx=2を代入して,
f(2)=2a+b=4 ……①
となりますね。
次に,f-1(1)=-4の意味を考えましょう。x=1を代入するとf-1(1)=-4が出てくるのがf(x)の逆関数なので,f(x)では,x=-4を代入するとf(-4)=1が出てきます。つまり, 「f-1(1)=-4」⇔「f(-4)=1」 となりますね。したがって,
f(-4)=-4a+b=1 ……②
となります
①,②の連立方程式を解くと,次のように答えが出てきますね。
問題を解く前に, f-1(x) の意味について少し解説しておきましょう。