高校数学Ⅲ
5分でわかる!数列の極限の性質
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この動画の要点まとめ
ポイント
数列の極限の性質
これでわかる!
ポイントの解説授業
極限が定数のときに成り立つ公式
2つの数列{an},{bn}について,nが∞を目指すときの極限がそれぞれα,βという定数であったとします。定数とは,1や2などの具体的な数のことですね。このように極限が定数であるとき,数列の実数倍・和・差・積・商の極限について次の4つの性質が成り立ちます。
①は,anを実数k倍した極限は,anの極限αをk倍した値になるという意味です。
②は,an+bnの極限は,それぞれの極限α,βの和になるということですね。差の場合も同様です。
③は,an×bnの極限は,それぞれの極限α,βの積になるということですね。
④は,an÷bnの極限は,それぞれの極限α,βの商になるということですね。ただし,分母になる値は0はとれません。
今回は,数列の極限の性質について解説します。