高校数学Ⅲ

高校数学Ⅲ
5分でわかる!対数関数の極限

62

5分でわかる!対数関数の極限

62

子どもの勉強から大人の学び直しまで
ハイクオリティーな授業が見放題

カンタン登録1分

この動画の要点まとめ

ポイント

対数関数の極限

極限28 ポイント

これでわかる!
ポイントの解説授業
lecturer_avatar

今回は対数関数の極限について解説します。

対数関数とは?

lecturer_avatar

数学Ⅱで学習した対数関数については覚えていますか? 対数関数はy=logaxのように,対数logの真数の部分にxが入る関数でしたね。対数関数y=logaxにおいて,aの部分を底(てい),xの部分を真数と言いました。また,logの記号は,y=logax⇔ay=xつまりy=logaxは,aをy乗するとxになるを表すものでしたね。

lecturer_avatar

対数関数のグラフも,指数関数と同様に底aの値の範囲によってグラフの概形が変わります。

極限28 ポイント 2つのグラフ 横並びにする

lecturer_avatar

底aが1よりも大きいときは,xの値が大きくなればなるほど,yの値も大きくなりました。底aが0<a<1のときは,xの値が大きくなればなるほど,yの値は小さくなりました。また,真数xは正というのが大事な条件でした。ここまでは復習になります。

a>1のときの対数関数の極限

lecturer_avatar

では,対数関数y=logaxの極限について考えていきましょう。対数関数は底aの値の範囲によってグラフが変わるので場合分けをする必要があります。

lecturer_avatar

まずa>1のとき「x→∞」と「x→+0」の極限 は次のようになります。

POINT
極限28 ポイント①
lecturer_avatar

グラフを見てわかるように,xが∞を目指して進むと,logaxも∞を目指しますね。一方,xが右側から0を目指して進むと,logaxは-∞を目指して進みます。

0<a<1のときの対数関数の極限

lecturer_avatar

次に0<a<1のとき「x→∞」と「x→+0」の極限 を見てみましょう。

POINT
極限28 ポイント②
lecturer_avatar

グラフを見てわかるように,xが∞を目指して進むと,logaxは-∞を目指して進みます。一方,xが+0を目指して進むと,logaxは∞を目指しますね。

lecturer_avatar

対数関数y=logaxの極限はグラフをイメージして考えるようにしましょう。

POINT
極限28 ポイント

この授業の先生

浅見 尚 先生

センター試験数学から難関大理系数学まで幅広い著書もあり、現在は私立高等学校でも 受験数学を指導しており、大学受験数学のスペシャリストです。

対数関数の極限
62
友達にシェアしよう!
  • 学校で使っている教科書にあわせて勉強できる

      会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
      ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
      こちらをご覧ください。

      この授業のポイント・問題を確認しよう

      極限

          会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
          ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
          こちらをご覧ください。

          関数の極限

              会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
              ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
              こちらをご覧ください。

              高校数学Ⅲ