高校数学Ⅲ
5分で解ける!第n次導関数(2)に関する問題
- 問題
この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
第n次導関数(2)
解説
これでわかる!
問題の解説授業
y'の値は?
まずはy'の値から求めていきます。積の微分公式より,
(前の微分)×(後ろそのまま)+(前そのまま)×(後ろの微分)
となるので,
y'=2excosx
と求まりました。
y''の値は?
次にy''の値を求めます。y'=2excosxについて,
積の微分公式
(前の微分)×(後ろそのまま)+(前そのまま)×(後ろの微分)
を活用して,
y''=2(excosx-exsinx)
と求まりました。
y''-2y'+2yに代入
示したいのは,
y''-2y'+2y=0
です。(左辺)の式に,
y'=2excosx
y''=2(excosx-exsinx)
を代入すれば,与式が証明できます。
今回の問題で,特別な解法のポイントはありません。y',y''の意味をおさえた上で,微分計算を正確に行うことが重要になります。
y=ex(sinx+cosx)について,
y''-2y'+2y=0
を示す問題です。y''やy'を計算して代入していきましょう。