高校数学Ⅲ
5分で解ける!速度と道のりに関する問題
- ポイント
- 問題
- 問題
この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
問題の解説授業
速さ|v|を定積分すると,道のりSになる
速さ|v|を時間tで積分すると,道のりSになります。v=10-2tをt=0からt=6までの区間で定積分して,
S=∫06|10-2t|dt
と立式できます。
(10-2t)は正?負?
∫06|10-2t|dt
を計算するには,絶対値記号を外さなければなりません。10-2t≧0ならば|10-2t|=10-2tですが,10-2t<0ならば符号が反対となり,|10-2t|=-(10-2t)です。
10-2t≧0⇔t≦5
より,
∫06|10-2t|dt
= ∫05(10-2t)dt + ∫56(2t-10)dt
と計算できますね。この定積分の計算を進めれば,答えとなります。
時間をtとするとき,速度v=10-2tで表される動点Pについて,t=0からt=6までの道のりSを求める問題です。速さ|v|を積分すると道のりSになることがポイントですね。