高校物理基礎

高校物理基礎
5分で解ける!合成速度(一次元)に関する問題

42

5分で解ける!合成速度(一次元)に関する問題

42
トライ式高等学院通信制高校トライ式高等学院通信制高校

この動画の問題と解説

練習

一緒に解いてみよう

運動と力18の練習 全部

解説

これでわかる!
練習の解説授業
lecturer_avatar

川を進む船の速度を求める問題です。問題文には「静水 に対する 」という言葉があります。これは分かりやすく書くと「静水 から見た 」となります。止まっている水から見て船の速さが5.0[m/s]ということですね。

速度を求めるとき、必ず方向も確認しよう!

運動と力18の練習 問題文と(1)

lecturer_avatar

(1)は船が下流に向かって移動するケースですね。図をかいて、運動の様子を確認しましょう。

運動と力18の練習 (1)の図

lecturer_avatar

下向きを正に定めると、川の速度は+3.0[m/s]、船の速度は+5.0[m/s]となりますね。 静水から見た船の速度は、+3.0[m/s]と+5.0[m/s]を足し合わせた合成速度+8.0[m/s] となります。

lecturer_avatar

イメージがしにくい場合は、上から下へ3.0[m/s]で移動する板(=川)の上に5.0[m/s]で移動する物体(=船)があると考えるとよいでしょう。

(1)の答え
運動と力18の練習 (1)の式と答え
lecturer_avatar

答えはプラスになりました。速度を聞かれているときは、 必ず方向も答えましょう 。軸は下向きに正と定めているので、船は下流に向かっているということですね。

運動と力18の練習 問題文と(2)

lecturer_avatar

(2)は、船が上流に向かって移動しているケースですね。(2)と同様に図を描きましょう。

運動と力18の練習 (2)の図

lecturer_avatar

今回は船の速度の向き、つまり上流をプラスの方向に定めましょう。このとき合成速度はどうなるでしょうか?川の速度は−3.0[m/s]、船の速度は+5.0[m/s]なので、合成速度−2.0+5.0=+2.0[m/s]となります。

lecturer_avatar

答えがプラスなので、船が上流に向かっていることも明記しましょう。

(2)の答え
運動と力18の練習 (2)の式と答え

[別解]ベクトルの和として考える

lecturer_avatar

(1)(2)の合成速度はベクトルの和として、次の図のように考えることもできます。

(1)(2)の別解
運動と力18の練習 (2)の下にある(1)(2)別解の図
lecturer_avatar

合成速度は、式からもベクトルを利用した図からも求められるようにしておきましょう。

トライ式高等学院通信制高校
合成速度(一次元)
42
友達にシェアしよう!
トライ式高等学院通信制高校

合成速度と相対速度の練習

高校物理基礎の問題

この授業のポイント・問題を確認しよう

運動と力

      会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
      ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
      こちらをご覧ください。

      合成速度と相対速度

      トライ式高等学院通信制高校トライ式高等学院通信制高校

      高校物理基礎