高校物理基礎
5分でわかる!圧力の大きさ
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この動画の要点まとめ
ポイント
圧力
これでわかる!
ポイントの解説授業
圧力は「力÷面積」
圧力 は記号で P と書き、「 1[m2]あたりの力 」と定義されています。Pは英語のプレッシャー(pressure)の頭文字に由来していますね。下の図をもとに 圧力の求め方 を見ていきましょう。
S[m2]の板に直角にF[N]の力がはたらいているとします。 圧力 は 1[m2]あたりの力 」なので、 「力F÷面積S」で求める ことができます。
例えば、S=5[m2]の板に、F=10[N]の力がかかっている状態を考えてみましょう。このとき、圧力Pはいくらになるでしょうか。
圧力は、「力÷面積」で求められるので
10[N]/5[m2]=2[N/m2]
とわかります。
単位はN/m2またはPa
圧力の単位は [N/m2] と表されるのですが、通常は [Pa] という単位を使い、 パスカル と読みます。
このパスカルという単位は、日常生活でも使われているので聞いたことがある方も多いでしょう。例えば天気予報で「台風の中心気圧はいくらか」という話をするとき、「台風の中心気圧は950[hPa]です。」というように使われます。 [hPa] は ヘクトパスカル と読み、h(ヘクト)は100という数字を表します。つまり950[hPa]は950×100[Pa]つまり95000[Pa]ということになります。台風の中心気圧が950[hPa]であれば、1[m2]あたりに95000[N]という非常に大きな力がはたらいているのです。
圧力の公式を利用して、実際に問題を解いてみましょう。
圧力 という言葉をみなさんも聞いたことがありますよね。例えば、スポンジの上におもりを置くと、スポンジがおもりの 圧力 によってベコッと凹んだりします。今回は、この 圧力 について解説していきましょう。