中2数学
5分で解ける!連立方程式の文章題(割合)に関する問題
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
求められているものは「お弁当」と「お茶」の定価
いつも通り、2つのポイントを考えよう。
まずは1つ目。「 求められているものを、x、yとおく 」
「弁当の定価と、お茶の定価はそれぞれいくらですか」と聞かれているから
弁当の定価をx円、お茶の定価をy円 とおこう。
立式1 (お弁当の定価)+(お茶の定価)=640円
次にポイント2つめ。「 『=』で結べる2つの式を探す 」
文章をよく読むと「定価では合計640円」と書いてあるから、
(お弁当の定価)+(お茶の定価)=640円
文字で表すと
x+y=640
になるね。
立式2 (2割引きのお弁当)+(1割引きのお茶)=526円
もう1つの式はどうだろう。
「実際は『弁当は2割引き』、『お茶は1割引き』だったので、合わせて526円だった」。割引後の合計額についての式が作れそうだね。
(2割引きのお弁当)+(1割引きのお茶)=526円
こうして2つの式ができたよ。
割合のポイントを使って、x、yの式にしよう
では、(2割引きのお弁当)と(1割引きのお茶)をどうやってx、yで表すか。ここからが割合の話だね。
ポイントを思い返そう。 「1割り→1/10をかける」 だったね。
お弁当は2割引き、お茶は1割引きだから、
(定価)-(2割)
=x-x ×2/10
(定価)-(1割)
=y-y ×1/10
連立方程式にすると次のようになるよ。
あとは連立方程式を解くだけ
ここまで来れば何も怖くない。今までにやってきたように、連立方程式を解いてしまおう。
答えは次のようになるね。
「割合」を扱う文章問題だね。
ポイントは「 求められているものを、x、yとおく 」「 『=』で結べる2つの式を探す 」だったよ。