高校物理

高校物理
5分でわかる!重力による位置エネルギー

258

5分でわかる!重力による位置エネルギー

258

子どもの勉強から大人の学び直しまで
ハイクオリティーな授業が見放題

カンタン登録1分

この動画の要点まとめ

ポイント

重力による位置エネルギー

高校物理 運動と力54 ポイント1 全部 空欄埋める

これでわかる!
ポイントの解説授業
lecturer_avatar

運動エネルギー とは、 運動している物体が持つ仕事をする能力 のことでしたね。質量m[kg]のボールが速度v[m/s]で移動しているとき、このボールが持つ運動エネルギーKは、以下のように表すことができました。

復習
高校物理 運動と力52 クマのまとめ
lecturer_avatar

今回は運動ではなく位置で決まるエネルギー、 位置エネルギー について考えてみましょう。

重力のする仕事=位置エネルギーU

lecturer_avatar

まずは下の図を見てください。地面から測って高さh[m]の点Aの位置に質量m[kg]のボールがあります。図にある基準点Oとは高さの基準点という意味で、高さ0[m]の場所です。

高校物理 運動と力54 ポイント1 図

lecturer_avatar

さて、ボールは点Aで静止しているので運動エネルギーは0[J]です。しかし、実は ボールはこの高さにあるというだけでエネルギー、つまり仕事する能力を持ちます。

lecturer_avatar

どういうことでしょうか。ボールは地面に戻ろうとするとき、落下運動をしますね。ボールには、 重力 が力としてはたらき、地面までの h[m]を移動 します。つまり、 ボールには、重力を受けてh[m]移動するだけのエネルギー(=仕事する能力)が備わっている のです。

lecturer_avatar

この仕事する能力を、点Aでの 重力による位置エネルギー といいます。位置エネルギーは U という記号を用いて表し、単位は [J(ジュール)] です。

位置エネルギーは「重力mg×距離h」

lecturer_avatar

では、点Aでの位置エネルギーは、どのように式で表すことができるでしょうか。

lecturer_avatar

エネルギーとは、仕事をする能力のことです。 点Aでの位置エネルギーは、重力mg[N]がボールをh[m]移動させる仕事 として計算しましょう。 仕事は「力×移動距離」 なので、重力による位置エネルギーUは以下のように求めることができます。

POINT
高校物理 運動と力54 ポイント1
lecturer_avatar

今回のように重力による位置エネルギーの場合は、Uは記号Ugと表されます。静止している物体でも、ある高さにあることで 重力による位置エネルギーUg=mgh を持つことをおさえておきましょう。

この授業の先生

鈴木 誠治 先生

知識ゼロからでもわかるようにと、イラストや図をふんだんに使い、難解な物理を徹底的にわかりやすく解きほぐして伝える。

重力による位置エネルギー
258
友達にシェアしよう!
  • 学校で使っている教科書にあわせて勉強できる

      会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
      ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
      こちらをご覧ください。

      この授業のポイント・問題を確認しよう

      運動と力

          会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
          ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
          こちらをご覧ください。

          力学的エネルギー保存の法則

              会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
              ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
              こちらをご覧ください。

              高校物理