高校物理
5分でわかる!可視光線
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この動画の要点まとめ
ポイント
可視光線
これでわかる!
ポイントの解説授業
「色の違い」の正体は「波長の違い」
下の図を見てください。
図は人間が感じることのできる色の範囲を示したものです。 波長が短い順に左から並べて あり、 紫、青、緑、黄、橙、赤 の順に並んでいますね。この順番はしっかり覚えておきましょう。私たちの目に見える「色の違い」の正体は「波長の違い」なのです。
これらの可視光線で見ることができる波長の範囲は、 380[nm]〜780[nm] です。 n と書いて ナノ と読み、 10−9 を表します。光の波長はとても短いのですね。 380[nm] に近づくほど 紫色 になり、 780[nm] に近づくほど 赤色 になっていますね。
白=すべての光が混ざった色
太陽光 のように、すべての波長の光を含み、色合いを感じないものを 白色光 といいます。白とは、すべての光が入り混じった色なのです。1つの波長からなる光を 単色光 と呼ぶこととあわせて覚えておきましょう。
人間の目が感じることのできる光を 可視光線 と言います。今回は 可視光線の範囲 について解説しましょう。