高校物理
5分でわかる!電池の役目
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この動画の要点まとめ
ポイント
電池の役目
これでわかる!
ポイントの解説授業
電位差を常に一定に保つ役目!
電池には2つの役目があることを覚えてください。1つ目は、 電位差を常に一定に保つ役目 です。
上図の回路には電池を表す記号が登場していますね。電池の記号のうち、短い棒を 負極 または マイナス極 、長い棒を 正極 または プラス極 と言います。 V[V]の電池 の場合、負極を0[V]と基準に取ると、 正極は負極と比べて常に高電位で+V[V] になります。例えば、1.5[V]の乾電池の場合、常に1.5[V]の電位差が保たれているということです。負極と正極の間の 電位差が常に一定 に保たれるんですね。
負極から正極に正電荷を運ぶポンプの役割
電池の2つ目の役割は、 負極から正極に正電荷を運ぶポンプの役割 です。電池にコンデンサーをつなげて考えてみましょう。
電池は、負極につないだコンデンサーの極板から正極につないだ極板へとどんどん正電荷を運んでいきます。
電池により、コンデンサーは充電されましたね。このような電池のポンプの役目のことを 起電力 といいます。
電池の2つの役割をしっかりと覚えておきましょう。
みなさんは日常生活で乾電池を使ったことがありますよね。電池を入れると電化製品を動かしたりできることはよく知っていると思います。しかし、 電池って一体何をしているか と聞かれると、答えは意外と難しいですよね。今回は 電池の役目 について解説します。