高校物理
5分でわかる!周期Tと周波数f
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この動画の要点まとめ
ポイント
周期Tと周波数f
これでわかる!
ポイントの解説授業
プラスとマイナスの電圧を周期的に繰り返す
身近な交流の例に、家庭用の コンセント から得られる電気があります。コンセントに供給されている100[V]の交流電圧は、下のグラフのように変化します。
縦軸がコンセントの電圧V、横軸が時間tですね。グラフを見て分かるように、 交流の電圧はプラスとマイナスを周期的に繰り返しています。
周波数fは周期Tの逆数
家庭用コンセントの電圧は最大値が141[V]で、1往復するのにかかる時間が0.02[s]となっています。
波が上下に1回振動するのにかかる時間 を 周期T と言いましたね。この交流では、周期T=0.02[s]となります。さらに、 波が1[s]あたりに振動する回数 のことを 周波数f[Hz] といいました。 周波数fは周期Tの逆数 であり、この交流では、f=1/T=1/0.02より、周波数は50[Hz]となります。
今回からは 交流 について解説していきます。これまで学習してきた電池の電気は、電圧と電流の向きが一定の 直流 でした。これに対して、 電圧と電流が周期的に変化 している電気を 交流 といいます。