高校化学基礎
5分で解ける!純物質と混合物の分類に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
他の物質が混ざっていない「純物質」、何種類かの物質が混ざり合った「混合物」
まずは、純物質と混合物の定義について、確認しておきましょう。
「純物質」 とは、他の物質が混ざっていない単一の物質のことでした。
それに対して、 「混合物」 は、何種類かの物質が混ざった物質のことでしたね。
それでは、4つのものを順番に分類していきましょう。
まずは、 ソース です。
ソースとは、野菜や果実などをすりつぶしてつくられています。
つまり、色々な物質が混ざり合っているわけですね。
よって、ソースは 混合物 です。
次に、 鉄 を考えます。
鉄は、単一の種類の金属です。
他の物質と混ざり合っていないということですね。
よって、鉄は 純物質 です。
続いて、 牛乳 はどうでしょうか。
少し迷った人もいるかもしれませんね。
牛乳に入っているものといえば、最初に思い浮かぶのはカルシウムですね。
しかし、牛乳がカルシウムだけからできているわけではありません。
他にも、タンパク質やビタミンなどが入っています。
よって、牛乳は 混合物 です。
最後に、 ドライアイス について考えてみましょう。
ドライアイスと聞いて、どんな物質かイメージできますか?
みなさんがスーパーマーケットで買い物をしたとき、店員さんが 保冷剤 をつけてくれることがありますよね。
そのときに、よく使われるのがドライアイスです。
ドライアイスは固体ですが、実は 二酸化炭素 からできているのです。
二酸化炭素以外の物質は混ざっていないので、ドライアイスは 純物質 です。
それでは、分類した結果について、確認しておきましょう。
純物質は、 鉄 と ドライアイス です。
混合物は、 ソース と 牛乳 です。
練習問題を解いていきましょう。
様々なものを純物質と混合物に分ける問題です。
今回分類するのは、「ソース・鉄・牛乳・ドライアイス」の4つですね。