高校化学基礎
5分でわかる!絶対温度とは
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この動画の要点まとめ
ポイント
絶対温度とは
これでわかる!
ポイントの解説授業
といっても、絶対温度はみなさんには聞きなじみのない言葉ですよね。
まずは、身近な温度から考えていきましょう。
みなさんは、「34℃」というような温度の表し方を知っていますか?
天気予報などでも、気温を 「℃」 で表しますよね。
この「℃」という単位が重要なのです。
「℃」というのは、温度を表す単位で、正確には 「セルシウス温度」 といいます。
しかし、この他にも温度を表す方法があります。
今回は、この方法を見ていきましょう。
熱運動が止まる「絶対零度」
図の文章に穴があいていますね。
この空欄を埋めながら確認していきましょう。
「分子が熱運動を止める温度を( )という。」とあります。
まず、 「熱運動」 という言葉を覚えていますか?
熱運動とは、分子が行っている不規則な運動のことでしたね。
私たちのまわりの空気に含まれる分子も、運動を続けているのです。
しかし、何とこの 熱運動が止まる温度 があるのです。
この温度のことを 「絶対零度」 といいます。
絶対零度を基準にした「絶対温度」
次の文章に進みます。
「それを基準にして決めた温度を( )という。」とあります。
絶対零度を基準にして定めた温度を、 「絶対温度」 といいます。
これが今回のテーマです。
絶対温度の単位はK(ケルビン)
最後の文章に進みましょう。
「そしてその単位を( )と表し、( )と読む。」とあります。
まず、絶対温度の単位は 「K」 です。
そして、読みは 「ケルビン」 となります。
例えば、「50K」や「100K」のように表すのです。
詳しくはこの後解説しますが、まずは絶対温度の表し方について押さえておきましょう。
今回のテーマは、「絶対温度」です。