5分でわかる!原子の構造
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この動画の要点まとめ
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原子については、中学校で聞いたことがあるのではないでしょうか?
しかし、少しわかりにくいテーマなので、順番に確認していきましょう。
「原子」とは、それ以上分割できない粒子
まずは、図を見てください。
図の左には、「H」2個と「O」1個からなる物質がありますね。
これは 水分子 です。
水分子はさらに細かく分けることができます。
すると、「H」や「O」ができます。
さぁ、みなさんは、「H」や「O」がもっと細かく分けられると思いますか?
結論から言ってしまうと、もっと細かく分けることはできません。
つまり、「H」や「O」は、 それ以上分割できない粒子 なのです。
このような粒子を 原子 というわけです。
そして、この原子を発見したのが ドルトン という研究者です。
図の右側にのっている人物ですね。
人物名も聞かれることがあるので、おさえておきましょう。
原子の構造は、原子核(陽子+中性子)と電子
さて、原子とはどのようなものか、少しずつわかってきましたか?
次に、一つ一つの原子の構造を調べていきましょう。
図を見てください。
中心に球が4つあり、そのまわりに卵の殻のようなものがついています。
さらにそのまわりには、「-」と書かれた球が回っていますね。
これが原子のイメージ図なのです。
ちなみに、これは He(ヘリウム) を表しています。
それぞれの球の名前が重要なので、順番に確認していきましょう。
まず、原子は、大きく2つの部分に分けられます。
真ん中の殻のようなもので覆われた部分とそのまわりを回っている球です。
殻で覆われた部分を、 「原子核」 といいます。
そのまわりを回っている球を、 「電子」 といいます。
電子には「-」と書かれていますね。
この意味については後で確認します。
次に、原子核の中には、4つの球がありますね。
これらの球にも名前がついています。
「+」と書かれているのが、 「陽子」 です。
それに対して、何も書かれていないのが、 「中性子」 です。
それでは、この構造をまとめてみましょう。
原子は、 原子核 と 電子 と呼ばれる部分からできています。
そして、原子核の中には、さらに 陽子 と 中性子 が含まれています。
原子はそれ以上分割できない粒子ですが、実はその中には、いろいろな球が入っているのですね。
まずは、それらの名前を整理しておきましょう。
今回のテーマは、「原子」です。