高校化学基礎
5分で解ける!原子の構造に関する問題
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
原子の構造は、原子核(陽子+中性子)と電子
まずは、(1)です。
(1)は、アからウの名前を答える問題ですね。
まずは、原子の構造を思い出しましょう。
原子は、 原子核(陽子+中性子)と電子 からなっています。
今、図の中で、アとイは原子核の中にあります。
それに対して、ウは原子核のまわりを回っています。
このことから、ウは 「電子」 だとわかりますね。
次に原子核の中のアとイに注目します。
アには「+」と書かれていますが、イには何も書かれていません。
この「+」は、電荷を表していましたね。
「+」の電荷をもつ ア は、 「陽子」 です。
残った イ は、電気的に中性な 「中性子」 ですね。
(2)はアとイをまとめて何というか答える問題です。
陽子、中性子をまとめて 原子核 というのでした。
電荷は、陽子が+1、中性子が0、電子が-1
(3)は、電荷に関する問題です。
電荷は、 「陽子が+1、中性子が0、電子が-1」 でしたね。
これらのうち、正の電荷をもつものを探します。
正の電荷ということは、電荷が+ということです。
電荷が+なのは陽子 です。
したがって、答えは、 ア です。
質量比は、陽子が1、中性子が1、電子が約1/1840
(4)は、質量に関する問題です。
質量比は、 陽子が1、中性子が1、電子が約1/1840 でしたね。
よって、 質量が最も小さいのは電子 です。
したがって、答えは ウ です。
練習問題を解いていきましょう。
図は、 He(ヘリウム) の原子を表していますね。