高校化学基礎
5分で解ける!物質の構成(テスト7、第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
問題の解説授業
こちらは、分子式で表された物質を、電子式・構造式で表す問題です。
電子式と構造式について確認しておきます。
分子式 =構成する原子の種類と数を表したもの
電子式 =最外殻電子を点で表したもの
構造式 =結合の様子を線で表したもの
それでは、実際に問題を解いていきましょう。
電子式=最外殻電子を点で表したもの
まずは、電子式の列から埋めていきましょう。
NH3
価電子の数から考えましょう。
Nの価電子の数は5、Hの価電子の数は1ですね。
Nには、3つの不対電子があるので、そこにHがくっつくイメージです。
O2
Oの価電子の数は6ですね。
ということは、2つの不対電子があることになります。
それらがくっついて、二重結合ができるのでしたね。
CO2
Cの価電子の数は4、Oの価電子の数は6ですね。
Cの4つの不対電子に、Oがくっつくイメージです。
つまり、二重結合が2つできるのですね。
構造式=結合の様子を線で表したもの
次は、構造式です。
電子式を構造式に直す方法を覚えていますか?
「:」 を 「ー」 で表すのでしたね。
また、結合に用いられていない非共有電子対は、省略されることに注意しましょう。
演習2です。