高校化学基礎
5分で解ける!極性分子と無極性分子に関する問題
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この動画の問題と解説
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一緒に解いてみよう
極性分子と無極性分子の分類
解説
これでわかる!
練習の解説授業
分子を 極性分子と無極性分子に分類する 問題です。
極性分子と無極性分子を見分ける問題では、まず、 単体と化合物に注目 するのでしたね。
単体は無極性分子が多い、化合物は極性分子が多い(二酸化炭素などは例外)
(1)は、 アンモニア(NH3) です。
アンモニアは、NとHからなる 化合物 です。
化合物は、電気陰性度の違いがあるため、 極性分子になりやすい のでしたね。
アンモニアの場合も、NがHを引っ張っている形になります。
したがって、アンモニアは 極性分子 なので、答えは 「A」 です。
(2)は、 水素(H2) です。
水素は、Hだけからなる 単体 ですね。
単体は、電気陰性度が同じなため、 無極性分子になりやすい です。
水素の場合も、 無極性分子 となります。
よって、 「B」 が正解となります。
(3)は、 塩化水素(HCl) です。
(1)より、 化合物 は、 極性分子になりやすい のでした。
塩化水素の場合も、ClがHを引っ張っています。
ですから、塩化水素も 極性分子 なので、答えは 「A」 です。
(4)は、 二酸化炭素(CO2) です。
二酸化炭素は 化合物 です。
すると、極性分子になりそうですが、それは間違いです。
O原子2つが両側からCを引っ張りあうので、 無極性分子 となります。
よって、 「B」 が正解となります。
試験でもよく狙われるので、 二酸化炭素は例外 と覚えておきましょう。
練習問題を解いていきます。