高校化学基礎
5分でわかる!物質の分類Ⅰ
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この動画の要点まとめ
ポイント
物質の分類Ⅰ
これでわかる!
ポイントの解説授業
みなさんは、様々な結晶について学習してきましたね。
金の延べ棒や岩塩、ダイヤモンド、ドライアイスなどがありました。
今回はこれらの結晶の性質をまとめてみましょう。
表を見ながら確認しましょう。
金属結晶は、原子で構成、電気伝導性あり、展性・延性あり
最初に確認するのは、 「金属結晶」 です。
例として、金の延べ棒がかかれていますね。
上の段から順番に確認していきましょう。
上の2段には、結合に関する内容が書かれています。
「結合の種類」は、 「金属結合」 です。
「構成粒子」は、 「原子」 です。
金属結合においては、 自由電子 がなかだちとなって結合しているのでしたね。
下の2段には、結晶の性質が書かれています。
「電気伝導性」は 「あり」 です。
金属といえば、電気を通すのは、有名ですね。
「機械的性質」は、 「展性・延性」 です。
機械的性質とは、硬さや加工のしやすさなどを指しています。
金属は、薄く広げたり、線状に伸ばしたりすることができました。
このような性質を、それぞれ「展性・延性」といいましたね。
イオン結晶は、イオンで構成、電気伝導性は固体なし・液体あり、硬くてもろい
次に、 イオン結晶 です。
例として、岩塩がかかれています。
こちらも上から順に確認していきましょう。
「結合の種類」は、 「イオン結合」 です。
「構成粒子」は、 「イオン」 です。
陽イオンと陰イオンが引き合って、結合しているのでしたね。
「電気伝導性」は、 「固体 なし、液体 あり」 となります。
これは少しややこしいですね。
イオン結晶の性質は、物質の状態によって変化します。
「固体の状態は電気を通さないが、液体の状態では電気を通す」 という意味です。
「機械的性質」は、 「硬くてもろい」 となります。
以上、金属結晶・イオン結晶の性質を押さえておきましょう。
今回のテーマは、「物質の分類」です。