高校化学基礎
5分でわかる!原子の相対質量
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この動画の要点まとめ
ポイント
原子の相対質量
これでわかる!
ポイントの解説授業
みなさんは、原子の構造について、学習してきましたね。
次に、 原子の質量の表し方 を考えていきます。
水素1Hを例に考えてみましょう。
1Hの質量を実際にはかってみると、0.16735×10-23gとなります。
しかし、これでは数字が小さすぎて、なかなかイメージできませんよね。
そのため、次のような考え方が登場しました。
「原子の相対質量」は、12C 1個の質量を12として、他の原子の質量を表したもの
まず、 炭素12Cの質量を「12」 と決めました。
そして、他の原子の質量を表すときには、 「12Cの何倍の質量か」 で表したのです。
たとえば、 水素1Hの質量 は、12Cの1/12なので、 「1」 と表すことができます。
こうして表すと、原子の重さを比べたりするときに楽ですよね。
以上をまとめましょう。
12C 1個の質量を12として、他の原子の質量を表しました。
この方法で表された質量を、 「原子の相対質量」 といいます。
今回のテーマは、「原子の相対質量」です。