高校化学基礎
5分で解ける!原子量の計算に関する問題
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
こちらは、塩素の原子量を求める問題ですね。
「塩素の原子量」=35Clの相対質量×35Clの割合+37Clの相対質量×37Clの割合
原子量とは、元素の質量の平均値でした。
同位体ごとに、 「質量」×「割合」 で、原子量を求めていくのでしたね。
さて、今回登場している同位体は、35Clと37Clの2種類です。
式を立ててみると、次のようになります。
「塩素の原子量」
=35Clの相対質量×35Clの割合+37Clの相対質量×37Clの割合
あとは、この式に数値を代入していくだけですね。
問題文からわかる数値は、次のようになります。
35Clの相対質量: 35.00
35Clの割合: 75.8%
37Clの相対質量: 37.00
37Clの割合: 24.2%
「塩素の原子量」
=35.00×75.8/100+37.00×24.2/100
=35.48…
≒35.5
以上より、塩素の原子量は、 35.5 となります。
練習問題を解いていきましょう。