高校化学基礎
5分で解ける!物質の変化(テスト1、第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習1
解説
これでわかる!
問題の解説授業
まず、演習1は、ア~エのうち、 誤っているもの を選ぶ問題です。
言葉の定義をしっかりとおさえておきましょう。
「原子の相対質量」は、12C1個の質量を12として、他の原子の質量を表したもの
まずは、 ア です。
相対質量 に関する文章です。
原子の質量は非常に小さいため、 炭素原子12Cを基準にして考える のでしたね。
これは、 正しい 内容です。
「原子量」とは、元素の質量の平均値
次に、 イ です。
こちらは、 原子量 に関する文章です。
まず、原子量とは何か覚えていますか?
原子量とは、 元素の質量数の平均値 のことでした。
原子量を求めるには、各同位体について、「質量」×「割合」を考えるのでしたね。
平均体重の求め方をイメージすればいいでしょう。
こちらは、 正しい 内容です。
「分子量」は、分子を構成する原子の原子量の総和
続いて、 ウ です。
こちらは、 分子量 に関する文章です。
分子量とは、分子に含まれる原子の 原子量の総和 でしたね。
しかし、ウでは、「原子の個数の総和」と書かれています。
こちらは、 誤った 内容です。
「式量」は、イオン式や組成式に含まれる原子の原子量の総和
最後に、 エ です。
こちらは、 式量 に関する文章です。
式量とは、分子をつくらない物質の質量を表すものでした。
組成式やイオン式が登場しますが、 計算方法は分子量と同じ でしたね。
こちらは、 正しい 内容です。
以上より、答えは、 ウ となります。
今回は確認テストです。
実際に問題を解きながら、これまで学習してきた内容を復習しましょう。