高校化学基礎
5分で解ける!化学反応と過不足の計算に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
(1)は、 化学反応式 を書く問題です。
マグネシウムと塩酸の化学反応式は以下のようになります。
Mg+2HCl→MgCl2+H2
(2)は、物質の 過不足 に関する問題です。
問題文から原子量24のマグネシウムが24g存在するということがわかっています。
つまり、マグネシウムは1mol存在しているわけですね。
一方、塩酸は 「十分な量」 と書かれていますね。
ということは、 マグネシウムはすべて反応した ことになります。
ですからこの場合は、係数の比の通りに、H2も1mol発生します。
よって、答えは、 1mol です。
化学反応において過不足がある場合、「不足する方」の物質を基準にする
(3)は、(2)とよく似た問題ですね。
どこが違っているかわかりますか?
(2)は十分な量の塩酸が 存在していましたが、 (3)では塩酸は1molだけ しかありません。
よって、この問題は、過不足について考える必要があります。
さて、今回不足するのは、MgとHClのどちらでしょうか?
MgとHClは1:2の比で反応します。
しかし、物質量は、どちらも1molですね。
つまり、 不足するのはHCl です。
HClがちょうど1mol発生するということは、H2は0.5mol生成します。
標準状態において、多くの気体の体積は、1molあたり22.4Lでしたね。
0.5molの体積は、11.2Lとなります。
したがって、答えは 11.2L です。
練習問題を解いていきましょう。