高校化学基礎
5分でわかる!イオン反応式の書き方
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この動画の要点まとめ
ポイント
イオン反応式の書き方
これでわかる!
ポイントの解説授業
イオン反応式の書き方は3ステップ
今回は、 硝酸バリウムと硫酸ナトリウムの反応 を用いて説明していきます。
①~③のステップに従って、 イオン反応式 を書いていきましょう。
①化学反応式を書く
化学反応式の書き方については、これまでの授業でも学習してきましたね。
Ba(NO3)2+Na2SO4→BaSO4+2NaNO3
②電離しているものをイオン式で表す
次に、電離しているものをイオンで表します。
逆に電離していないものから考えると簡単ですね。
この反応において、 BaSO4は沈殿 します。
電離していないからこそ、沈殿するわけですね。
BaSO4以外の物質を、すべてイオンで表しましょう。
Ba2++2NO3-+2Na++SO42-→BaSO4+2Na++2NO3-
③反応の前後で変化していないものを消す
最後に、左辺と右辺に共通しているものを消していきましょう。
両辺に共通しているということは、 反応に関与していない わけです。
今回の場合は、NO3-とNa+が変化していませんね。
Ba2++SO42-→BaSO4
今回のテーマは、「イオン反応式の書き方」です。