5分で解ける!物質の変化(テスト4、第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
演習1は、化学反応の量的関係の問題です。
化学反応式の書き方は、①反応物と生成物、②係数を1、③原子の数合わせ、④係数1を省略
(1)は、メタンの完全燃焼の化学反応式を書く問題です。
①~④の手順に従って、書いていきましょう。
①反応物と生成物を両辺に書く
CH4+O2→CO2+H2O
②1つの物質の係数を1と定める
今回は、メタンの係数を1としましょう。
1 CH4+O2→CO2+H2O
③両辺の原子の数を合わせる
cは左辺に1個あります。
右辺で和を合わせるためには、CO2の係数は1です。
Hは左辺に4個あります。
右辺で和を合わせるためには、H2Oの係数は2です。
oは右辺には4個あります。
左辺のO2の係数は2になります。
1CH4+ 2 O2→ 1 CO2+ 2 H2O
④係数の1を省略する
CH4+2O2→CO2+2H2O
よって、答えは次の通りです。
CH4+2O2→CO2+2H2O
化学反応式においては、係数の比=物質量の比=気体の体積の比
(2)は、生成した水の質量を求める問題です。
問題文から、反応したCH4の質量がわかっていますね。
CH4とH2O に注目しましょう。
まず、CH4が8.0gということから、CH4の物質量がわかります。
1mol:16g=x mol:8g
x=0.5
よって、反応した CH4の物質量は0.5mol です。
次に、CH4とH2Oの物質量の比を求めましょう。
CH4:H2O=1:2=0.5mol:1mol
よって、発生した H2Oの物質量は1mol となります。
最後に、 H2Oの質量 を求めましょう。
H2Oの分子量は18ですから、1molの質量は18gです。
したがって、答えは、 18g です。
(3)は、生成したCO2の体積を求める問題です。
(2)より、CO2の物質量は0.5molです。
あとは、 CO2の体積 を求めましょう。
1mol:22.4L=0.5mol:y L
y=11.2
よって、答えは、 11.2L となります。
今回は確認テストです。
実際に問題を解きながら、これまでの復習をしましょう。