高校化学基礎
5分でわかる!水素イオン濃度とは
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
水素イオン濃度
これでわかる!
ポイントの解説授業
酸の強弱について、学んできました。
酸の強弱には、 水素イオンの濃度 が深く関係しています。
今回は、その水素イオンの濃度について、詳しく説明していきます。
水素イオン濃度の求め方は、[H+]=酸のモル濃度×電離度
最初に、水素イオン濃度の求め方を紹介しておきます。
水素イオン濃度は、モル濃度と電離度から求めることができます。
式で表すと、次のようになります。
[H+]=酸のモル濃度〔mol/L〕×電離度
この式では、水素イオン濃度を [H+] と表しています。
これからの授業で頻繁に出てくるので、覚えておきましょう。
水素イオン濃度の定義を確認したところで、計算問題にチャレンジしてみましょう。
濃度0.10mol/L で 電離度0.20 の酢酸の水素イオン濃度を求めます。
先ほどの公式に代入しましょう。
[H+]=0.10×0.20=0.020
よって、水素イオン濃度は 0.020 となります。
計算自体はとても簡単ですね。
今回のテーマは、「水素イオン濃度」です。