高校化学基礎
5分でわかる!過酸化水素vsヨウ化カリウム
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この動画の要点まとめ
ポイント
過酸化水素vsヨウ化カリウム
これでわかる!
ポイントの解説授業
これまでみなさんは、様々な酸化還元反応について学習してきました。
その中で、還元剤として 過酸化水素 が登場しましたね。
確かに、過酸化水素は 還元剤 としてはたらきます。
しかし、反応相手の物質によっては、 酸化剤 としてはたらく場合もあります。
実際に例を見ていきましょう。
過酸化水素は、通常は酸化剤としてはたらく
まず、過酸化水素が 酸化剤としてはたらく場合 を見てみましょう。
今回は、過酸化水素とヨウ素カリウムの反応です。
それぞれの半反応式は、次のようになります。
H2O2+2H++2e-→2H2O
2I-→I2+2e-
この半反応式をつかって、酸化還元反応式を立てると次のようになります。
H2O2+2KI+H2SO4→H2O+I 2+K2SO4
この式において、H2O2は酸素を受け取っています。
よって、 H2O2は酸化剤 としてはたらいています。
このように、H2O2は 通常は酸化剤 としてはたらきます。
今回のテーマは、「過酸化水素vsヨウ化カリウム」です。