高校化学基礎
5分でわかる!酸化還元滴定の実験量的関係
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この動画の要点まとめ
ポイント
酸化還元滴定の量的関係
これでわかる!
ポイントの解説授業
みなさんは、 酸化還元滴定 について学習してきましたね。
酸化還元滴定においては、必ず 電子 が関与していましたね。
還元剤が酸化剤に電子を受け渡すことによって、酸化還元反応が起こる、というわけです。
今回は電子に注目しながら、酸化還元滴定の計算を学習しましょう。
酸化還元滴定の公式は、acV/1000= a’c’V’/1000
酸化還元反応においては、 電子 がとても重要です。
「酸化剤が受け取った電子」と「還元剤が放出した電子」に注目すると、次のような式を立てることができます。
酸化剤が受け取った電子の物質量=還元剤が放出した電子の物質量
これを公式にするために、酸化剤・還元剤の情報を文字で表しましょう。
酸化剤の価数を a 、濃度を c mol/L、体積を V mLとします。
それに対して、還元剤の価数を a’ 、濃度を c’ mol/L、体積を V’ mLとします。
すると、次の式が成り立ちます。
acV/1000=a’c’V’/1000
中和滴定のときの式とよく似ていますね。
正確に覚えておきましょう。
今回のテーマは、「酸化還元滴定の量的関係」です。