高校化学基礎
5分で解ける!金属のイオン化傾向に関する問題
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
イオン化傾向の覚え方は、「リー貸そうかなまぁあてにするなひどすぎる借金」
(1)は、イオン化傾向の穴埋め問題ですね。
イオン化傾向の覚え方はわかりますか?
リー 貸そう か な ま ぁ あ て に する な
ひ ど す ぎる 借 金
これを元素記号で表すと次の通りです。
Li K Ca Na Mg Al Zn Fe Ni Sn Pb (H2) Cu Hg Ag Pt Au
よって、①は K(ウ) 、②は Al(イ) 、③は Cu(エ) 、④は Au(ア) となります。
イオン化傾向が大きい→イオンになりやすい
(2)です。
この問題は、イオン化傾向の意味を理解していれば簡単です。
イオン化傾向が大きいということは、陽イオンになりやすい ということでしたね。
まずは、CuとZnのイオン化傾向を比べましょう。
Li K Ca Na Mg Al Zn Fe Ni Sn Pb (H2) Cu Hg Ag Pt Au
イオン化傾向が大きいのは、 Zn ですね。
つまり、 「Znの方がイオンになりやすい」 ということになります。
それでは、選択肢ア、イのうち、反応が起こるものを選びましょう。
「Znの方がイオンになりやすい」という条件から考えると、アでは、 Znは原子からイオン になり、 Cuはイオンから原子 になります。
つまり、アでは、反応が起こることになりますね。
その反対に、イでは、反応は起こりません。
よって、答えは、 ア です。
練習問題を解いていきましょう。