高校化学
5分で解ける!物質の状態と平衡(テスト1、第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習2
解説
これでわかる!
問題の解説授業
こちらは、 水素化合物の性質 についてまとめたものですね。
段落ごとに確認していきましょう。
分子量 大→沸点 高い
1段落は、 14族の水素化合物の沸点 について述べられています。
重い分子 ほどファンデルワールス力が強いため、周期の増加とともに沸点が高くなります。
よって、最初の空欄には 「分子量」 が入ります。
極性分子の沸点は高い
2段落は、 14族・16族の水素化合物の沸点 に関する内容です。
どうして、 14族の水素化合物よりも16族の水素化合物の方が沸点が高くなる のでしょうか?
14族の水素化合物の分子は、 正四面体形 で対称なので極性をもちません。
それに対し、16族の水素化合物の分子は 折れ線型 で極性をもつため、沸点が高くなります。
よって、2つ目の空欄には 「無極性」 、3つ目の空欄には 「極性」 が入ります。
水素結合からなる物質は、沸点は高い
3段落は、 水の沸点 に関する内容です。
水分子の中で、酸素原子は負の電荷、水素原子は正の電荷を持ちます。
そのため水は、分子間に水素を介在した電気的な結合である 水素結合 を作ることを思い出してください。
水素結合がある分だけ水の沸点は他の水素化合物に比べて高くなるのです。
よって、最後の空欄には 「水素結合」 が入ります。
演習2は、文中の空欄を埋める問題です。