高校化学
5分でわかる!溶解度と再結晶
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この動画の要点まとめ
ポイント
溶解度と再結晶
これでわかる!
ポイントの解説授業
みなさんは「溶解度」や「再結晶」という言葉を聞いたことはありますか?
中学校でも習っているとは思いますが、復習していきましょう。
溶解度とは、一定量の溶媒に溶かすことができる溶質の質量
物質が溶ける量には限界があります。
一定量の溶媒に溶ける溶質の量を、 溶解度 と呼びます。
通常は、 100gの水に溶ける溶質の質量 を指すことが多いですね。
「溶解度曲線」とは、溶解度と温度の関係を表したグラフ
そして、「溶解度は温度によって変わる」という点が重要でした。
温度と溶解度の関係を表す曲線を、 溶解度曲線 といいます。
図は硝酸カリウムと塩化ナトリウムの水に対する溶解度曲線を表したものですね。
「再結晶」とは、溶解度の差を利用して固体物質を精製する方法
溶解度が温度によって変化することを利用すると、溶液から固体を精製することができます。
一般的に、温度が高いほど溶解度も大きいので、溶液の温度を下げていくと固体が析出してくるわけです。
この方法を 再結晶 といいます。
固体の溶解に関する言葉を押さえておきましょう。
今回のテーマは「溶解度と再結晶」です。