高校化学
5分でわかる!蒸気圧降下とは
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この動画の要点まとめ
ポイント
蒸気圧降下とは
これでわかる!
ポイントの解説授業
溶液の蒸気圧は、純溶媒の蒸気圧より低くなる(蒸気圧降下)
溶液に関する現象を理解するためにも、次のような実験をイメージしてみましょう。
左の容器には、 純溶媒 が入っています。
これが 水 のイメージです。
右の容器には、 溶液 が入っています。
こちらが 食塩水 のイメージです。
どちらも容器内で溶媒が蒸発しているのがわかります。
しかし、純溶媒と比べると、 溶液は蒸発している分子の数が少ない ですね。
これは溶質分子が邪魔をして、溶媒分子が外に出にくくなっているからです。
そのせいで、純溶媒とくらべて、 溶液の蒸気圧は下がってしまう のです。
この現象を、 蒸気圧降下 と呼びます。
不揮発性の溶質が溶けている溶液の蒸気圧は、 純溶媒の蒸気圧より低くなります。
しっかりと定義をおさえておきましょう。
今回のテーマは、「蒸気圧降下」です。