高校化学
5分でわかる!沸点上昇・凝固点降下と計算
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この動画の要点まとめ
ポイント
沸点上昇・凝固点降下と計算
これでわかる!
ポイントの解説授業
みなさんは、 沸点上昇度・凝固点降下度 の求め方について、学習してきましたね。
今回は、沸点上昇度について、計算練習をしてみましょう。
⊿tb=Kbm、⊿tf=Kfm
みなさんは、沸点上昇度の計算方法を覚えていますか?
沸点上昇度⊿tbは溶液の質量モル濃度mに比例 しています。
そして、比例定数は、モル沸点上昇Kbでした。
⊿tb=Kbm
⊿tb(モル沸点上昇)は、問題文より、0.52K・kg/molですね。
次に、m(質量モル濃度)を求めましょう。
m=0.05mol/0.1kg
=0.5mol/kg
これらを式に代入しましょう。
⊿tb=0.52K・kg/mol×0.5mol/kg
= 0.26K
つまり、沸点上昇度は、 0.26K です。
最後に注意しなければならないのは、この問題で聞かれているのは 「沸点」 であるということです。
水の沸点と沸点上昇度を足しましょう。
100+0.26= 100.26℃
よって、答えは、 100.26℃ となります。
今回のテーマは、「沸点上昇・凝固点降下と計算」です。