高校化学
5分で解ける!反応熱の種類に関する問題
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練習の解説授業
燃焼熱のポイントは、物質1molが完全燃焼
(1)は、 メタノールの燃焼熱 を熱化学方程式で表す問題です。
メタノールと酸素が完全に反応すると、二酸化炭素と水が生じます。
メタノールと水は常温で液体、酸素と二酸化炭素は気体ですね。
このヒントで式を立てて見ましょう。
□CH3OH(液)+□O2(気)=□CO2(気)+□H2O(液)+726kJ
あとは、係数を合わせる必要があります。
そのときのポイントは、「燃焼熱」です。
燃焼熱を表すためには、 「1molの物質を燃焼」 させる必要があります。
メタノールの係数を1 にしましょう。
あとは、各原子の数を合わせると、次のようになります。
CH3OH(液)+3/2O2(気)=CO2(気)+2H2O(液)+726kJ
生成熱のポイントは、化合物1mol
(2)は、 水の生成熱 を熱化学方程式で表す問題です。
生成熱は286kJ/molとあります。
反応物は水素と酸素、生成物は水です。
常温では、水素と酸素は気体、水は液体ですね。
この情報から熱化学方程式を立ててみると、次のようになります。
□H2(気)+□O2(気)=□H2O(液)+286kJ
あとは、係数を合わせましょう。
生成熱のポイントは、 「化合物1mol」 に注目することでした。
H2の係数を1にします。
両辺の原子の数を合わせて、次のようになります。
H2(気)+1/2O2(気)=H2O(液)+286kJ
練習問題を解いていきましょう。