高校化学
5分でわかる!結合エネルギーとは
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この動画の要点まとめ
ポイント
結合エネルギーとは
これでわかる!
ポイントの解説授業
みなさんがよく知っている化学反応を例に考えていきましょう。
水素分子と酸素分子が結びついて、水分子ができます。
しかし、これらがくっつくためには、水素分子同士・酸素分子同士の 共有結合を切る 必要があります。
このときに必要なエネルギーを、 「結合エネルギー」 といいます。
「結合エネルギー」とは、共有結合を切断するのに必要なエネルギー
エネルギー図を使って、結合エネルギーを理解しましょう。
図の下には水素分子、上には2個の水素原子があります。
つまり、水素分子を水素原子に分解した様子が表されているわけです。
そして、エネルギー図においては、上にある物質ほど多くのエネルギーをもっていましたね。
つまり、水素分子から水素原子に変化するためには、エネルギーを吸収する必要があるわけです。
それを表したのが 「432kJ吸熱」 という部分です。
これが結合エネルギーに当たるわけです。
このように、結合エネルギーとは、 共有結合を切断するのに必要なエネルギー のことなのです。
まずは、定義をしっかりと押さえましょう。
今回のテーマは、「結合エネルギー」です。