高校化学

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5分でわかる!結合エネルギーの利用

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この動画の要点まとめ

ポイント

結合エネルギーの利用

高校化学 化学反応とエネルギー10 ポイント2 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「結合エネルギーの利用」です。

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前回は、結合エネルギーの意味について学習しましたね。
実は、この 結合エネルギーを利用して、反応熱を求めることができる のです。
実際に問題を解いてみましょう。

結合エネルギーから反応熱を求めることができる

高校化学 化学反応とエネルギー10 ポイント2 答えなし

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まずは、問題の意味を理解していきましょう。
水素と塩素から塩化水素ができる反応について、その反応熱が問われています。
ヒントとして与えられているのが、①~③の熱化学方程式ですね。

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まず、①~③の意味を考えましょう。
①は、水素分子から水素原子になっています。
②は、塩素分子から塩素原子になっています。
③は、塩化水素分子が塩素原子と水素原子に分かれています。
つまり、どの場合も、分子の共有結合が切断されて、原子に分解されているわけです。
ということは、そのときに 吸収されている熱量が結合エネルギー ということになります。

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したがって、結合エネルギーは、 H-Hが432kJCl-Clは239kJH-Clは428kJ となります。

高校化学 化学反応とエネルギー10 ポイント2 答えなし

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あとは、不要な物質を消去するように、式を足し引きしましょう。
この場合、 ①+②-2×③ とすれば、いいですね。
 Q=-432-239+428×2
  = 185
したがって、答えは、 185kJ となります。

高校化学 化学反応とエネルギー10 ポイント2 答えあり

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結合エネルギーから反応熱を求める方法を覚えておきましょう。

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

結合エネルギーの利用
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