高校化学
5分でわかる!陰極における反応②
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この動画の要点まとめ
ポイント
陰極における反応②
これでわかる!
ポイントの解説授業
前回は、水溶液中にイオン化傾向の大きいイオンがある場合を考えました。
しかし、 イオン化傾向の大きいイオンが無い場合 、どのようになるでしょうか?
イオン化傾向の大きいイオンが無い場合、陰極は水に電子を与える
ポイントは、 水溶液 です。
水溶液であるからには、必ず水H2Oを含んでいます。
H2Oの中の、 H+ に電子を与えましょう。
H+が電子を受け取って、 水素H2 となります。
少し強引に反応を起こしているように感じられますね。
しかし、陰極の立場になってみると、電子を供給されたからには、何か別のものに電子を与える必要があるのです。
陰極において、水溶液中の金属イオンのイオン化傾向が大きいとき、水素が発生
以上の内容をまとめると、次のようになります。
水溶液中の金属イオンのイオン化傾向が大きいとき、陰極で水素が発生する というわけです。
たとえば、 カリウムイオンK+ や ナトリウムイオンNa+ などが含まれている場合に、このような現象が起こります。
今回のテーマは、「陰極における反応②」です。