高校化学

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5分でわかる!ファラデーの法則と計算Ⅰ

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この動画の要点まとめ

ポイント

ファラデーの法則と計算Ⅰ

高校化学 化学反応とエネルギー24 ポイント1 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「ファラデーの法則と計算Ⅰ」です。

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前回は、ファラデーの法則とファラデー定数について学習してきましたね。
この2つを使って、電気分解における計算問題を解いていきましょう。

電気分解の計算においては、電子の物質量に注目

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それでは、実際に問題を解いていきましょう。

高校化学 化学反応とエネルギー24 ポイント1 答えなし

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白金を電極に使い、硝酸銀水溶液AgNO3を電気分解します。
すると、陰極にAgが析出しました。
このときの電気量を求める問題ですね。

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最初にどこに注目すればよいかわかりますか?
電気分解においては、 電子の物質量 がポイントでした。
そして、問題文より、析出した Ag の情報が与えられていますね。
この2つの関係を表すのは、 陰極の反応式 です。
 Ag++e-→Ag
この反応式より、 電子1molで銀1molが生じる とわかります。

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銀の原子量は108、今回発生した銀は21.6gです。
 電子の物質量:銀の質量=1mol:108g= 0.2mol :21.6g
つまり、 0.2molの電子 が流れているわけです。

ファラデー定数とは、電子1molあたりの電気量

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次に、 電子の物質量電気量 に変換します。
このときに使うのは、 ファラデー定数 です。
ファラデー定数は、問題文で与えられていますね。
 F=9.65×104C/mol
  =96500C/mol

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ファラデー定数とは、電子1molあたりの電気量のことでした。
つまり、 電子1molは96500Cの電気量をもっている わけです。
これを利用すると、電子0.2molがもっている電気量を求めることができますね。
 1mol:96500C=0.2mol: 19300C

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よって、答えは、 19300C となります。

高校化学 化学反応とエネルギー24 ポイント1 答えあり

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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