高校化学
5分で解ける!化学反応の速さと平衡(テスト1、第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習2
解説
これでわかる!
問題の解説授業
こちらは、化学反応とエネルギーの関係の問題です。
最初に、図がどのような内容を表しているのか確認しておきます。
反応物は最初、 E2 のエネルギーをもっています。
そこにエネルギーが加えられて、最高点の E3 に達します。
その後、 E1 で安定して、反応が終わっているわけです。
(1)は、グラフから活性化エネルギーと反応熱を読み取る問題です。
活性化エネルギーとは、反応物を活性化状態にするために必要なエネルギー
まず、 活性化エネルギー の意味から確認しましょう。
反応物が生成物に変化するには、一度エネルギーの山を超える必要があります。
この場合の、エネルギーの高い中間状態を 活性化状態 といいました。
反応物を活性化状態にするために必要なエネルギーが 活性化エネルギー でした。
したがって、活性化エネルギーは、E2とE3の差ということになります。
よって、答えは、 E3-E2 です。
反応熱は、反応物と生成物のエネルギーの差
次に、 反応熱 です。
反応熱は、 反応物と生成物のエネルギーの差 のことでした。
つまり、E2とE1の差ですね。
よって、答えは E2-E1 です。
触媒は、活性化エネルギーを小さくする
(2)は、活性化エネルギーと触媒の関係に関する問題です。
まず、 触媒 とは、自身は変化しないが、化学反応を促進する物質のことでした。
触媒には、 活性化エネルギーを小さくする はたらきがあります。
ここまでわかったら、2つのグラフを見比べてみましょう。
触媒を用いたときのグラフが実線、触媒を用いていないときのグラフが点線でした。
ということは、 触媒を用いた実線の方が、活性化エネルギーが小さい はずです。
その条件に当てはまるのは、 A ですね。
よって、答えは、 A となります。
演習2です。