高校化学

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5分でわかる!ルシャトリエの原理と温度

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この動画の要点まとめ

ポイント

ルシャトリエの原理と温度

高校化学 化学反応の速さと平衡11 ポイント1 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「ルシャトリエの原理と温度」です。

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前回は、ルシャトリエの原理について学びました。
可逆反応が平衡状態にある時、物質の濃度、圧力、温度などの条件を変化させた時、その変化による影響を打ち消す方向に平衡が移動する、という原理でした。
これまでは、濃度・圧力について見てきましたが、今回は温度の変化に注目しましょう。

温度についても、ルシャトリエの原理が成り立つ

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前回、次のような反応を紹介しましたね。
 2NO2⇄N2O4

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しかし、この式からでは、温度の変化は読み取れません。
熱化学方程式を見てみましょう。
  2NO2=N2O4+57.2kJ

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みなさんは、この2つの式の意味がわかりますか?
熱化学方程式の両辺において、熱量は等しくなります。
つまり、2NO2は、N2O4よりも大きなエネルギーをもっています。
ということは、反応が右に進むと、熱が発生するということになりますね。

ルシャトリエの原理では、変化を打ち消す方向に反応が進む

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ここで、NO2が入っている容器の温度を下げました。
すると、この場合にも、ルシャトリエの原理が当てはまります。
変化による影響を打ち消す方向に反応が進むのでしたよね。
今回の場合、温度を上げる方向に反応が進みます。
つまり、発熱反応が起こり、平衡が右に移動します。

高校化学 化学反応の速さと平衡11 ポイント1 答えあり

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以上をまとめると、次のようになります。
 温度低下発熱反応の方向に平衡が移動
 温度上昇吸熱反応の方向に平衡が移動
温度に関しても、ルシャトリエの原理が成り立つことがわかりましたね。

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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