高校化学
5分でわかる!弱酸のpHの計算
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この動画の要点まとめ
ポイント
弱酸のpHの計算
これでわかる!
ポイントの解説授業
先ほどの 酢酸水溶液のpH を計算していきましょう。
電離度α=0.020であることがわかっていましたね。
[H+]⇒pHの順に計算する
みなさんは、pHを求める流れをわかっていますか?
まずは、水素イオン濃度 [H+] を求めましょう。
[H+]さえわかれば、 pH を求めることができます。
[H+]=Cα
それでは、さっそく[H+]を計算します。
[H+]=Cα
=0.07×0.020
=1.4×10-3
pH=-log10[H+]
あとは、pHを計算しましょう。
pH=-log10[H+]
=-log10(1.4×10-3)
=-(log101.4+log1010-3)
=-(0.15-3)
=2.85
≒2.9
よって、答えは、 2.9 となります。
少し、logの計算が難しかったかもしれませんね。
まずは、基本的な考え方をマスターしておきましょう。
今回のテーマは、「弱酸のpHの計算」です。