高校化学

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5分でわかる!弱塩基の電離度の計算

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この動画の要点まとめ

ポイント

弱塩基の電離度の計算

高校化学 化学反応の速さと平衡18 ポイント1 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「弱塩基の電離度の計算」です。

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前回は、弱酸の電離度やpHを計算しました。
今回は、 弱塩基の電離度 を計算していきます。
アンモニアを例として考えていきます。

電離定数を求めるには、モル濃度を表で整理する

高校化学 化学反応の速さと平衡18 ポイント1 問題のみ

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まずは、問題の意味を理解しましょう。
アンモニアの濃度0.23mol/Lと電離定数2.3×10-5mol/Lが与えられています。
これをもとに、アンモニアの電離度を求めましょう。

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まず、アンモニアの電離を反応式で表すと、次のようになります。
  NH3+H2O⇄NH4++OH-

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次に、モル濃度の変化を表で整理しましょう。
初濃度をC、電離度をαとおくと、次のようになります。

高校化学 化学反応の速さと平衡18 ポイント1 答えの表のみ

電離定数Kbをヒントに電離度αを求める

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次に、求めた数値を、平衡定数の式に代入します。
弱塩基の平衡定数Kbは、次のように求めることができます。

高校化学 化学反応の速さと平衡18 ポイント1 答えの下から2行目のみ

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αは1より十分小さいので、1-α≒1と近似できるのがポイントですね。
これを利用して、αの値を求めると、次のようになります。

高校化学 化学反応の速さと平衡18 ポイント1 答えの一番下の行のみ

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以上より、アンモニアの電離度は 1.0×10-2 となります。

高校化学 化学反応の速さと平衡18 ポイント1 答えあり

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

弱塩基の電離度の計算
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