高校化学
5分でわかる!溶解度積とは

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この動画の要点まとめ
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溶解度積とは
これでわかる!
ポイントの解説授業
溶解度積Ksp=[Ag+][Cl-]

溶解度積とは、少し聞きなれない言葉ですね。
これまで考えてきたような、 平衡定数 について考えてみましょう。
まず、溶解平衡の式は、次のように表されました。
AgCl(固)⇄Ag+aq+Cl-aq

この場合の平衡定数Kは、次の式で求められます。
K=[Ag+][Cl-]/[AgCl(固)]

ここで、塩化銀はほとんど溶解しないので、濃度変化が無いとみなすことができます。
つまり、 [AgCl(固)]は定数 だと考えてもよいのです。

さらに、定数を左辺に固めると、次のようになります。
K[AgCl(固)]=[Ag+][Cl-]

このとき、左辺は定数になるので、右辺の値も一定になります。
さらに、右辺の値を Ksp とおいて、 溶解度積 と呼びます。

以上の内容をまとめましょう。
溶解度積Ksp=[Ag+][Cl-]
Kspの値は 温度が変わらなければ常に一定 です。

今回のテーマは、「溶解度積」です。