高校化学
5分で解ける!化学反応の速さと平衡(テスト4、第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習1
解説
これでわかる!
問題の解説授業
緩衝液とは、pHをほぼ一定に保つ水溶液
演習1は、 緩衝液 に関する問題ですね。
まず、緩衝液とは何か覚えていますか?
緩衝液とは、外から加えた少量の酸または塩基の影響を打ち消して、 pHをほぼ一定に保つ水溶液 のことでした。
緩衝液の条件は、「弱酸+弱酸と強塩基の塩」または「弱塩基+強酸と弱塩基の塩」
緩衝液の例としては、酢酸と酢酸ナトリウムからできる水溶液がありましたね。
このように、緩衝液のパターンは、次のどちらかなのです。
弱酸 + 弱酸と強塩基の塩
弱塩基 + 強酸と弱塩基の塩
それでは、選択肢を見ながら、この条件に合うものを探しましょう。
ア 塩酸 + 塩化ナトリウム
こちらは、 強酸 + 強酸と強塩基の塩 です。
アは、上の条件に合いませんね。
イ 酢酸 + 酢酸ナトリウム
こちらは、 弱酸 + 弱酸と強塩基の塩 です。
イは、上の条件を満たします。
ウ アンモニア + 硝酸アンモニウム
こちらは、 弱塩基 + 強酸と弱塩基の塩 です。
ウは、上の条件を満たします。
エ 水酸化ナトリウム + 硝酸カリウム
こちらは、 強塩基 + 強酸と強塩基の塩 です。
エは、上の条件に合いません。
以上より、答えは イとウ です。
今回は、確認テストです。
実際に問題を解きながら、これまでの内容を復習しましょう。